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結露とカビのメカニズム:大阪のマンションリフォーム・リノベーションの設計

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【こだわりのリフォームで暮らしを豊かに】
2017/01/24
大阪のマンションリフォーム・リノベーション お役立ちコラム
マンションリフォーム・リノベーションをされる方からのご相談で多いお悩みが『結露やカビ』

室内と室外の温度差が大きい冬場は特に結露が心配です。

そこで、住宅設計の実績が豊富な無二建築設計事務所が、カビや結露に悩まされない快適な暮らしを送るための対策をアドバイスします。

★結露のメカニズム

結露はどのように起こるのでしょう。「結露」は夏に冷えたグラスの表面が濡れるのと同じ理由で、暖かい水蒸気をいっぱい含んだ空気が冷やされ、「飽和水蒸気量」を超えた余分な水蒸気が水に変わる現象です。

冬場の室内には、料理の煮炊きやファンヒーター、加湿器など水蒸気の発生源がたくさんあります。また人間が生活しているだけでも多くの水蒸気が出ています。その水蒸気をたっぷり含んだ暖かい空気が、外気で冷やされた窓や壁に触れることで「結露」します。

古い木造の戸建て住宅などでは、隙間が多く空気が自然に入れ替わりますが、鉄筋コンクリート造のマンションは気密性が高く隙間が少ないために、結露ができやすい環境です。

ましてや築年数の古いマンションではシングルガラスの所も多くあります。
ガラス一枚で外気と接しているのですから、冬の寒い時期には窓の結露は必然。ただでさえ忙しい朝、窓の結露拭きもしなければならないって相当なストレスです。

結露

結露をほっておくと、窓枠の木の部分が傷んだり、カーテンや壁紙、畳などにカビが生えたりする場合もあります。

特に寝室は一晩中人間が呼吸をするだけでなく、暖房したり加湿器をつけたりとあたたかい水蒸気が充満しがちですので結露がたくさん発生します。

料理の煮炊きで大量の水蒸気が発生するキッチンと、家族が集うリビングが一緒のエリアとなるLDKも結露の発生エリア。

マンションリフォーム・リノベーションをして壁紙などの内装をきれいにしても、結露とカビをふさぐ断熱対策ができていないと同じ問題を繰り返すだけです。

★結露からカビへ

結露を繰り返すと、アルミサッシの額縁や壁などは湿ったままになってしまいます。カビはジメジメした所が大好き。結露していることが気付きにくい部屋のすみっこやタンスの裏などは空気の流れも起こらないため、絶好のカビの住処となってしまいます。

部屋の隅にできたカビ

やっかいなのは見えない所のカビ。結露の影響は表面だけでなく、壁紙の裏側にも。壁が結露を繰り返すうちに、壁紙が湿気で剥がれてしまい、知らないうちに下地と壁紙の間にカビが発生して、リフォームで壁紙をはがした時に驚くことも良く見かけます。

★結露とカビに関する他のコラムもあわせてご覧ください。

【窓の結露とカビ対策】

【壁の結露とカビ対策】


【リフォームで冬を暖かくするコツ:壁】



カビがはえると見た目が悪くなるだけでなく、健康面でも住まいの耐久性にも悪い影響を及ぼします。
マンションにお住いの方で、結露やカビについてストレスをかかえていたり、悩まれている方はとても多くいらっしゃいます。

普段の生活で結露対策をするのはもちろんですが、マンションリフォームをされる方にもぜひ断熱対策をおすすめします。

住まいの快適性は設備などの機能性を上げることだけではありません。
断熱など住まいの環境を高めることもリフォームの目的の一つです。

建築家の立場からお客様に寄り添い、 多くの住宅設計に携わってきた経験から、今までにない、あなたが理想とするマンションリフォーム・リノベーションの設計をご提案します。

お気軽にご相談ください。




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