大阪の無二建築設計事務所
「品」と「価値」を生み出すマンションリフォーム・リノベーションの設計

リフォームで叶えた、光と影を楽しむ暮らし

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窓から見えるのは都会ならではの雑然とした景色、ならば光で景色を創ろう。 

殺風景な中古マンションこそ、建築家ならではのアイデアと設計力で、新たな価値を。

データ
  • 間取り:4DK⇒2LDK
  • 専有面積:78.25㎡
  • リフォーム工事費用:1000万円~2000万円
  • 家族構成:30代夫婦+子

 建築家ならではのデザインセンス

間取りで変化を見せるだけでなく、素材感・色調・家具・照明を含めた空間全体で変化を見せる、建築家ならではのデザイン力でまとめたリフォーム・リノベーションです。



カラーリングは、お客様の夢であった「ジョージナカシマ」の家具にあわせ、適材適所で木に色を染めました。染色も1色にするとボリュームが多くなりカラーバランスが重くなるので、2色の染め分けでバランスを分散させ、間接照明とあいまって、より一層落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

ビンテージマンションにありがちな腰窓。一見するとデメリットとしか思えない要素ですが、ベランダに出るためにしつらえた踏み台に障子の敷居を設け、下から照らし出す照明を設置。

2つの窓が大きな一つの開口部のように見えるように、窓際に縁側のように大きく障子を設けました。


外との視界を閉ざしつつ、昼間は自然光、夜間は床に組み込んだ間接照明の光が障子を伝って柔らかく照らし、リビングに安らぎと落ち着きをもたらせます。
障子を閉めるとモダンな和の空間、開けると化粧木毛セメント板による異空間を創造。


 

障子を開けると肌理の細かい障子から一変して、素材感のある化粧木毛セメント板が現れます。

 

この木毛セメント板は見た目の面白さだけでなく、断熱性能も向上させる優れもの。

障子で仕切ったことで生まれた空気層と共に、断熱効果をもたらせます。

【障子の活用アイデア:日本の知恵とマンションリフォーム】もあわせてご覧ください。

 

 

マンションならではの閉塞感を活かして、『窓』に意匠性を持たせて、『光』と『影』をデザインし、『空間』に広がりを持たせました。

 

「開けた空間」「閉ざした空間」 家具などの内なる要素は同じなのに、まったく違う姿を見せる。その秘訣は『日本の住まい』

そしてもう一つの要望であった「蔵書」の見せ方。
本をしまい込むのではなく積極的に見せて書架が居間の中心となるアイテムとしてとらえた空間構成に。
本のサイズに合わせて区分して、棚板はすぐにつぶれないような厚みにして、さらに書架に加えてちょっとしたテーブルや腰掛、TVボードを兼ねるようにデザイン。

「魅せる」ことで、本を室内に違和感なく溶け込ませました。

 

素材選びは視覚の要素だけでなく、触覚や嗅覚など人の五感にもこだわってセレクト。

直接体が触れる個所はできるだけ天然素材にしたいとのお客様の考えから、床はナラの無垢フローリングをメインに、畳ゾーンも設けて、日本人の心に響くぬくもりのある空間を演出しました。

 

 

最新の分譲マンションには快適性はあふれているかもしれませんが、「住む人のストーリー」は育まれるのでしょうか。

 

マンションリフォームにとって「快適性」「機能性」を高める事は、それほど難しいものではありません。いかに住む人のセンスにあわせた「+α」を生み出すか・・・そこにリフォームプランナーのセンスがあらわれると思っています。

無二建築設計事務所は、『ストーリーのある空間構成』をモットーに、ぬくもりと洗練にあふれるマンションリフォームの設計をお届けします。





人生をもっと愉しむために 上質なリフォーム・リノベーションで叶える  「SUMAI STYLE」

大阪の無二建築設計事務所は、高いデザイン力と豊富な設計実績で、
感性に響く心地よい空間づくりにむけ、マンションリフォーム・リノベーションの設計をします。 





 
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