TOP > 大阪のマンションリフォーム・リノベーション お役立ちコラム > リフォームで叶える自然素材のある暮らし:無垢フローリング
【自然素材をいかすマンションリフォーム】
2018/09/10
マンションリフォームをお考えの方から、「無垢フローリングにしたいのですが、マンションでは無理ですか。」とのご相談を受けました。
そこで今回は、「リフォーム・リノベーションで叶える自然素材のある暮らし」として、【無垢フローリング】についてアドバイスします。
マンションでは工業製品である複合合板フローリングが一般的ですが、最近は中古マンションをリフォームして無垢材のフローリングを取り入れた暮らしを始める人が増えています。
まずは一般的な【複合合板フローリング】と、自然素材の【無垢フローリング】の違いについて説明します。
【複合合板フローリング】とは、複数の板を接着剤で張り合わせ、表面に天然木の薄板を貼りつけた製品で、バリエーションが多く均質な美しさがあり、水気にも強いため、掃除しやすく清潔を保ちやすいメリットがあります。
ただし、木の持つ暖かさや自然の風合いでは、自然素材そのものである無垢のフローリングにはかないません。
【無垢材フローリング】
無垢材フローリングは、100%天然木を使用した製品で、天然素材である無垢材の木質感や足裏の感触は、何とも言えない心地よさがあります。
自然素材ならではの調湿機能を持ち、年を重ねるごとに味わいが増していく点も魅力です。
ただし、自然素材であるゆえに、傷がつきやすく、反りや割れが起きやすいです。
その点をデメリットとしてとらえるのではなく、個性として楽しむと、工業製品にはない趣きが生まれてきます。
無垢材を楽しむためには、まずはしっかりとその個性を理解することがポイント。
【無垢材の個性】
・自然の恵みを受けた天然木に囲われた健康住宅での生活は、森の中にいるような癒しの爽快感があり、住環境の調整の役目も担います。それは、自然素材である天然木が呼吸し続けるからです。
・木には最適な湿度を保つ特性があり、結露の発生を抑えます。
・木は表面の温度が安定しているので、夏はさわやかで涼しく、冬は、ほんのりとした温もりを感じることができます。
・木の温もり・美しさ・肌触り・手触りは、心を芳醇にしてくれます。
・経年変化による味わいがあります。
・床を素足で歩けばさわやかで、衝撃に対しての弾力性にも優れています。
・傷が付けば削って磨く事でメンテナンスも可能です。
・軟らかい樹種は足への負担が少なくなります。
デメリットは一番に 『 傷が付き易い 』 事でしょうか。
・反りや曲りについては、あらかじめ乾燥させた無垢材を用いることで、トラブルを低くすることができます。
・色のばらつきや変色、節や節かげ、入り皮などはデメリットとして考えず、自然素材ゆえの表情として楽しむ事が出来ます。
・価格が高くなりがちですが、節入りやリーズナブルな樹種を選ぶのも一案です。
健康面などのメリットと鑑みて、それぞれの生活スタイルにあったフローリングを選んで、日々の暮らしを楽しむマンションリフォーム・リノベーションの設計をしましょう。
★マンションのリフォーム・リノベーションで無垢材のフローリングを敷設する時には、マンションの内容に応じた遮音等級の材質を使用する必要があります。
大阪の無二建築設計事務所は、長きにわたる住宅設計の経験と建築家の技で、和みとくつろぎが感じられる無垢材の持ち味を活かしたマンションリフォーム・リノベーションの設計をします。
どうぞお気軽にご相談ください。
そこで今回は、「リフォーム・リノベーションで叶える自然素材のある暮らし」として、【無垢フローリング】についてアドバイスします。
マンションでは工業製品である複合合板フローリングが一般的ですが、最近は中古マンションをリフォームして無垢材のフローリングを取り入れた暮らしを始める人が増えています。
まずは一般的な【複合合板フローリング】と、自然素材の【無垢フローリング】の違いについて説明します。
【複合合板フローリング】とは、複数の板を接着剤で張り合わせ、表面に天然木の薄板を貼りつけた製品で、バリエーションが多く均質な美しさがあり、水気にも強いため、掃除しやすく清潔を保ちやすいメリットがあります。
ただし、木の持つ暖かさや自然の風合いでは、自然素材そのものである無垢のフローリングにはかないません。
【無垢材フローリング】
無垢材フローリングは、100%天然木を使用した製品で、天然素材である無垢材の木質感や足裏の感触は、何とも言えない心地よさがあります。
自然素材ならではの調湿機能を持ち、年を重ねるごとに味わいが増していく点も魅力です。
ただし、自然素材であるゆえに、傷がつきやすく、反りや割れが起きやすいです。
その点をデメリットとしてとらえるのではなく、個性として楽しむと、工業製品にはない趣きが生まれてきます。
無垢材を楽しむためには、まずはしっかりとその個性を理解することがポイント。
【無垢材の個性】
・自然の恵みを受けた天然木に囲われた健康住宅での生活は、森の中にいるような癒しの爽快感があり、住環境の調整の役目も担います。それは、自然素材である天然木が呼吸し続けるからです。
・木には最適な湿度を保つ特性があり、結露の発生を抑えます。
・木は表面の温度が安定しているので、夏はさわやかで涼しく、冬は、ほんのりとした温もりを感じることができます。
・木の温もり・美しさ・肌触り・手触りは、心を芳醇にしてくれます。
・経年変化による味わいがあります。
・床を素足で歩けばさわやかで、衝撃に対しての弾力性にも優れています。
・傷が付けば削って磨く事でメンテナンスも可能です。
・軟らかい樹種は足への負担が少なくなります。
デメリットは一番に 『 傷が付き易い 』 事でしょうか。
・反りや曲りについては、あらかじめ乾燥させた無垢材を用いることで、トラブルを低くすることができます。
・色のばらつきや変色、節や節かげ、入り皮などはデメリットとして考えず、自然素材ゆえの表情として楽しむ事が出来ます。
・価格が高くなりがちですが、節入りやリーズナブルな樹種を選ぶのも一案です。
健康面などのメリットと鑑みて、それぞれの生活スタイルにあったフローリングを選んで、日々の暮らしを楽しむマンションリフォーム・リノベーションの設計をしましょう。
★マンションのリフォーム・リノベーションで無垢材のフローリングを敷設する時には、マンションの内容に応じた遮音等級の材質を使用する必要があります。
大阪の無二建築設計事務所は、長きにわたる住宅設計の経験と建築家の技で、和みとくつろぎが感じられる無垢材の持ち味を活かしたマンションリフォーム・リノベーションの設計をします。
どうぞお気軽にご相談ください。