ダイニングは家族みんなが集まる場所。そして食事をとるだけでなく、読書をしたり、ちょっとした書き物をしたりと、リビングよりも過ごす時間が長い場所となっている方も多いのでは。
だからこそ「ダイニングをもっと気持ちのいい空間」に。
ダイニングで照明をいかすコツとして【高さ・大きさのバランス】をアドバイスします。
照明にこだわって空間と暮らしをセンスアップしましょう。
照明には空間を演出させる効果だけでなく、人の気持ちにも影響を与えます。
ダイニングの照明では「食べ物がおいしく感じる!」事が重要。
★おいしく見える光とは?
電球色の光は、色の再現性が高く、お料理をより一層おいしそうに見せるとともに、陰影もはっきりするので、立体感が出ます。
特に、食欲が増す赤が鮮やかに見えます。食器もきらきら輝いて見えます。
出典:http://www.e-goods.co.jp/
ダイニングの照明はリビングやベッドルームの照明とは少し照明がもたらす意味合いが異なります。
賢く選んで、「しまった」とならないようにしましょう。
【ペンダント照明をいかすコツ:高さ】
光は自然と人の気持ちを集めます。ダイニングテーブルの光は、家族の気持ちを寄り添わせる雰囲気を作ります。
その中でもダイニングの照明といえばペンダントライトが人気。
でも位置や大きさを間違うと、せっかく選んだ照明も台無しになってしまいます。
食卓にペンダントライトを設置する際に気をつけたいのが【高さ】。
高すぎてもペンダント照明の良さがなくなりますし、低すぎるとテーブルの端まで光が当たらず影ができてしまいます。
テーブル面から60~100cm離れた位置にシェードの下部がくるようにしましょう。
人それぞれのお好みもありますし、ライトのシェードや電球の色、テーブルの大きさによっても光の当たり具合が変わってくるので、微調整のしやすいものを選ぶのも一考です。
高さの調節ができないものもありますが、コードリール付きの照明だと、途中にからませてひもを巻き取るだけで調節可能!
自由自在に長さが調節できて便利です。
出典: www.vigore-interior.com
【ペンダント照明をいかすコツ:大きさのバランス】
テーブルとシェードの【大きさのバランス】も大切です。
シェードの直径がテーブルサイズの1/3程度が目安とされています。
例えば4人がけ用の120~150cmのテーブルの場合、40~50cmのシェードがベスト。
それより大きなテーブルの場合、一つのペンダントライトでまかなうのではなく小ぶりなライトを2~3個つるすと光もしっかり当たってオシャレ。
ただし高さや大きさも、デザインや光の見え方によっても異なります。
全体のバランスを考えて、アレンジしましょう。
出典:アルフレックス 大阪ショールーム
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【ダイニングで照明をいかすコツ「位置」】
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