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チェコを建築で旅しよう:モルダウ川・プラハ城

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【女性建築家とあゆむ世界の街並みと建物】
2016/10/04
大阪のマンションリフォーム・リノベーション お役立ちコラム
食欲の秋。10月といえばオクトーバーフェスト。ビール好きの方(もちろん私も)にとっては、夏のビールもいいですが、この季節に飲むビールも格別です。

ビールと言えばドイツというイメージがあるのですが、一人あたりの消費量は2014年現在 チェコが21年連続トップで、日本人の約3倍の消費量があります。

日本ではあまりご存じでない方も多いチェコという国は、中世の建造物が現存する、どこか中世の香りが漂う街です。

街の中の建物のひとつひとつが芸術的で情緒がありますね。

建物、石畳の道、街並み全体がとても美しく、特に、夜は白熱灯で照らされていて、感動的。





★モルダウ川

ドボルザークの曲名で有名なモルダウ川沿いも素敵です。

日本ではドイツ語読みでモルダウ川と言われている「ヴルタヴァ川」は、チェコ国内最長の川であり北ドイツ平原に流れ出てエルベ川に合流します。
川幅は約500メートルでプラハの旧市街と城下町を隔てています。

カレル橋は、モルダウ川に架かり旧市街とプラハ城を結び建築家:ペトル・パルレーの設計により1402年に完成。

橋の長さは約516メートル、幅は約9.5メートルで15のアーチで支えられプラハ最古の石造りで設計された橋です。



日本人にもよく知られています「モルダウ」は、ロマン派の音楽家である フリードリヒ・スメタナ(ドイツ語名)≪作曲家・指揮者・ピアニスト≫が作曲した6つの交響詩からなる『わが祖国』の第2曲。モルダウ川の源流からプラハ市内へと、とうとうと流れる川の情景が非常に鮮明に描写されている名曲です。

★カレル橋



カレル橋は観光客が多く、賑わい、多くの露店が並び、大道芸、見世物、土産物店、個人演奏なども行なわれています。
夜になると、中世の建築家による設計のプラハ城やカレル橋がライトアップされ綺麗な観光名所の一つです。




★プラハ城


プラハ城はチェコの象徴で、首都プラハのブルタワ川沿いにそびえ立ち世界でも最も大きい城の一つ。プラハ城は単体の城ではなく、王宮や聖堂、家などの様々な建築物から構成されています。




フラチャヌィの丘の頂に城があり、その麓にはマラー・ストラナという城下町があり、城と麓の高低差は約80m。

城の大きさは、長さ約570m、平均の幅は約130mであり、10世紀には既にこの大きさであったと考えられているそうです。 9世紀に建築が始まり14世紀に現在の形になり完成まで6世紀もかかっており、それだけに見事な壮大さを誇ります。

プラハ城の再建としては、建築家ジョゼ・プレクニクにより修復されたとされています。




雄大に流れるモルダウ川の両岸に広がる中世そのままの町並み。
プラハは「百塔の町」の名にふさわしく、 ロマネスク、ゴシック、ルネッサンス、バロック、アールヌーヴォーなど中世以来のあらゆる建築様式を見ることができます。













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